元引きこもりの宇宙論

生きるのが辛くて仕方なかった10年前の自分へのメッセージ。

2016-01-01から1年間の記事一覧

親に期待しすぎない_2

私は感受性が強く傷つきやすい。共感、繋がりを求めていたのに、それが親から与えられることは1度としてなかった。 経済的にも典型的な中流家庭で、両親ともクリスチャン、身体的な虐待を受けたことはない。一見何の問題もない家庭。そこで私は引きこもりに…

親に期待しすぎない_1

この世に完璧な人間はいない。 自分自身が不完全な人間のように親も不完全な人間だ。その事をやっと実感として腹落ちさせられたのは20代後半… もっと早く納得できていれば良かったのだけれど、ずっと親への評価が厳しかった。理想の親でいて欲しいと心のどこ…

人生はマラソンじゃない。

私は高校時代、人生をマラソンのようだと感じていた。 走り続けないと失格になってしまう。走りたくもないのに気づいたら走っていて、でも走り方がわからない。周りはきれいなフォームでどんどん先に行ってしまう。なぜみんな走り方を知っているんだろう?な…

"普通の人間"ってどこにいる?

私には人生で心に深く刻まれた言葉がいくつかある。 それは会話の中でふと相手が言ったことや、テレビできいた言葉やさまざまだけれど、ずっと心の奥にしまわれていて事あるごとにふっと浮かび上がってくる。普段もの忘れが激しいのに言葉って不思議だ。 中…

はじめに

引きこもり期間3年間 青春時代は毎日が不安で辛くて死んでしまいたかった。なにともちゃんと向き合えず生きる意味が見出せなくて消えてなくなりたかった。専門学校卒業と同時に倒れこむように引きこもり生活突入。25歳直前に引きこもりを卒業して、初めて人…